暗闇の空き缶捨て場

闇があふれ出た空き缶の戯言

ブレイズ/倫太郎が良い奴だったので仮面ライダーセイバー第2章の感想を書きます

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はじめに

今週も面白かったよ仮面ライダーセイバー!!

  「とりあえず世界観説明の話になるんだろうなー」ってことは予告の時点で察しておりまして、実際その通りだったんですが……

 

ブレイズ/倫太郎が!! 倫太郎が良いやつで良いキャラしてる!!!!!!

 そんなこんなで「仮面ライダーセイバー 第2章」の印象深かったところをつらつらと書いていきます。

 

 倫太郎やっぱりいいやつだよね

 今回真っ先に語るところといったらコレでしょう。

 倫太郎が飛羽真に変に突っかかることなく丁寧な対応して、飛羽真が仮面ライダーとして戦う決意を決めたらすんなり仲良くなっているの、見ていてストレスなくて本当に気持ち良かったんですよ……

 倫太郎自身はこの手のキャラに珍しく正義を変に拗らせていない(まるで正義を拗らせているライダーが多いみたいな書き方だな)。かといって真面目過ぎるところが鼻につくことなく糞真面目さが逆にアホの子感でているのが愛嬌になっているの本当に好き……

 それはそれとしてソードオブロゴスの皆さんは普段どんな生活しているんだろう……? 倫太郎が異世界の住人感を出している割には普通に日本人の名前だし……

 ソフィアさんもソードオブロゴスについて変に隠すことなく説明して飛羽真が選ばれたことを快く引き受けてくれましたし(これで裏があったりしたら結構ショック)これから出てくる味方ライダー達も普通に良い人であって欲しいです……

 

 

 お互いをリスペクトする1号&2号ライダーいいよね……

 技量と経験値が上の倫太郎が剣士としてのお手本を見せてくる一方、ワンダーライドブックを使う際の発想と成長速度? は飛羽真が上回っているようにも見えましたね。

 その件で倫太郎が嫉妬するのかと思いきや「凄いですね!!」って素直に感心していいるところ尊い!!

 飛羽真も倫太郎の剣術をリスペクトしているし、お互いの長所を褒め合って戦う1号ライダーと2号ライダー良い……本当に良い……

(ところで飛羽真のポテンシャルの高さ、やっぱり記憶を失う前から剣士だったというのが理由になったりするのでしょうか?)

 

 結構ハードモードだなソードオブロゴス

 話をセイバー世界の説明に戻しますね

 ソフィアさんから説明されたセイバー世界ですが

  • 終わりのない戦いであることが明言されている
  • カリバーの裏切りで犠牲になった剣士が多数いる
  • 本にされた場所は時間が経ちすぎると(剣士1人2人では)元に戻せなくなる 

 うわぁ……普通にハードモードだよセイバーの世界

終わりない戦いで剣士不足なら「もう救えない」と見切りをつける場所が出てくるのも仕方ない面はあると思うのですよね……。傷つき倒れても構わないと剣士たちが思っていたとしても、ただでさえ人数が減っている剣士がこれ以上減ってしまうのは長期戦を見据えるなら避けたいところでしょうし……。

 

 

 やっぱり格好いい主人公だよ神山飛羽真

  ソフィアさんですら「剣士ですら救うことは無謀」とまでいってしまうほど荒廃していた今回メギド(怪人の名前)の標的にされた町。

 それでも我らが神山飛羽真は「絶対に救う!!」って言い切った!!!!

 流石は物語の結末は自分で決まる主人公だぜ!!!!!!!!!!!!

 そうそう「物語の結末は俺が決める」というキメ台詞、前回は小説家感薄目&本屋のお兄さんな飛羽真が言うには説得力が微妙って苦言を呈したじゃないですか。

 ただ、これを剣士=仮面ライダー=ヒーローとしての飛羽真/セイバーが言っているとするじゃないですか。このキメ台詞を言う時って大抵は敵が

「この世界はおしまいだ~ぐへへ~^^」

って言った時じゃないですか。

 いやヒーローとしての安心感がパネェんですよ仮面ライダーセイバー!!!

 世界を壊そうとする敵に対して「お前たちの好きには絶対にさせない」と言い切るんですよ!!! 滅茶苦茶カッコいいでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!

飛羽真かっこいいよ飛羽真……

 そんなヒーローヒーローしている飛羽真の人格、やっぱり彼の夢が形成に与えた影響は大きそうですよね。

 先代セイバーの台詞を引用していたり、OPでも行方不明になった女の子と指切りげんまんしている場面があったり……

 それはそれとして、重要アイテムっぽく登場したディアゴスピーディーですが、ただでさえバイクの出番が削られがちなこのご時世、重要アイテムとしての存在感を保つことは出来るのでしょうか……?

 

今週も凄かった戦闘シーン

 なんというか、本当にCG戦闘に気合が入りすぎていて逆に語れないっす……

 

 本2冊で変身できるのはセイバーだけ……?

今回ちょっと気になった場面ですね。

 ブレイズに「まだ早い」と言われたにも関わらず2冊変身をあっさり決めたセイバーでしたが、メタ的には「ブレイズは2冊変身を極力使わずに習得一閃(剣で本の内容を読み取って即席で放つ技)を多用させる」ことで「主張以外の派生フォームをなるべく出さないようにする」理由付けなのかな

 私はそれでも構わないですね。というより、「フォームチェンジせずにアイテムの固有能力を武器を介して即席で使う」 

って感じのアクションが割と好きなので、ブレイズが習得一閃をメインで使う雄姿はアリだと思いますよ。

 まあ次回予告に普通に出てきてるっぽいんですけどね、ブレイズのピーターファンタジスタ

 

 次回予告

絨毯の男(たぶんエスパーダ)の出番は……?

 バスター/ の出番は楽しみなんですけどね。まさかオチと次回予告の2段階でツッコミどころを仕込むとは恐れ入りました……

 

まとめ

 基本はソードオブロゴスとメギドの戦いについての説明回でしたね。

 それでも倫太郎のキャラや本気のCGアクション、そしてやっぱり飛羽真のヒーローとしての気持ちよさがGJで、今週も前回と同等かそれ以上に楽しめた良回でした。

 こんな感じで基本は明るく楽しく、時々シビアな面やシリアスな展開をしつつもヒーロー番組としての熱さや爽快感はしっかりとした作品として1年を駆け抜けて欲しいですね。

 次回は最強&子持ちな先輩ライダーのお披露目回となり、脚本もメインの福田さんから毛利さんへと早速バトンタッチとなるようです。サブライターの方が手掛けたセイバー、果たしてどのような回になるのでしょうか……?

 

 次回以降はおそらく数話まとめての感想になってしまいそうですが、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>