暗闇の空き缶捨て場

闇があふれ出た空き缶の戯言

ご報告――私自身の過去と今後と『シンデレラガールズ』というコンテンツとの向き合い方について

はじめに

お久しぶりです、最近になって苦手な食べ物であったすき焼きを克服したzawa缶です。

 さてさて令和三年も早いこと二月が経ち3月です。卒業シーズンです。Life is h@rmonyイベント楽しみですね。

 そんなこんなで別れと新生活が紙一重な春のこのよき日、皆様に伝えておきたいことがあります。

 

 

 

今後の総選挙活動について

 結論から述べます。

 もうじき開催されるであろう第10回シンデレラガール総選挙、自分は去年ほど積極的には参加できません。

 勿論できる限りの範囲で総選挙セットは購入しますしダイマ資料も出来れば作成したいと考えております。今年もボイスオーディションが同時開催されるのであればマキノの支援もしたいところです。

 ただ、去年のように46時中Discordに貼りついてダイマ合戦に即座に参加するといった事は出来なくなるでしょう。というか出来ません。去年のように期間中の時間の大半を総選挙のために費やすことは出来なくなります。すみません。

 

 ボイスが付いた直後の総選挙ははっきり言って鬼門です。大半のアイドル達が圏外へと落ちるかギリギリで留まるかの大変厳しい状況です。そして去年ボイスオーディションで3位に入った桐生つかさは総選挙の本選では50位以内に入賞した事は一度もありません。彼女にとって、今年の総選挙で50位以内に入ることは去年のボイスオーディション以上に厳しい戦いになるでしょう。

 それでも、私は今年の総選挙に自分の身を完全に捧げることは出来ません(去年も大して貢献できていたとも思っていませんが)。つかさのために自分の時間を費やすことは出来ません。これからは――少なくとも今年1年は――自分の時間を自分自身のために使わなければならないと決意したからです。

 

 

「かつての自分」と「自分の人生を生きる」ということ

 

https://note.com/masked_zawa224/n/n592cf590d8b0

 以前(というかこのブログの開設前に)書いたnoteですが、これに対する感想に以下のものがありました。

 

『もうコイツに人生を左右される必要もコイツを儚む必要も無いので只々ゆっくり横で歩いてやってほしい』

 

 私はこの感想をしかと受け止めると共に、この言葉の通り自身の人生を今できる範囲でやり直す・自分の時間を取り戻すことを決意しました。

 そして現在、私は『昔の自分』――『桐生つかさと出会う前の自分』いえ、さらに遡って『インターネットの世界にドップリと浸かる前の自分』に戻りつつあることを実感しています(尤も、ここで言う『昔の自分』とは今の自分の記憶の中に残っているかつての自分のイメージのことであり、実際の『昔の自分』とは大なり小なり異なる存在であるとは思いますが)。

 インターネットの世界に手を出したのが小学3~4年生の頃だったと記憶しているので、十数年くらいは元に戻っていることになりますかね。

 とりあえず今のところは、空いた時間はなるべく読書に割くようにしております。

……数年ぶりくらいですかね、じっくりと読書の時間に浸るのは。特定の作家(少し前にTwitterで名前を出した方)の作品群を読み通すのは小学校以来になる気がしますね、はい。

 もちろん完全にネット断ちしたとは言いません。今でもtwitter等で桐生つかさに関するサーチやツイートを続けていますし、今でもふとした瞬間にネットサーフィンを何の目的もなく長時間続けてしまうことはあります。

 それでも、確かな実感はあるのです。あの時の自分とは変わってきている、着実に前へ前へと進み続けているという実感が。

 

学生時代と桐生つかさと総選挙

 大学生という貴重なモラトリアムの期間。私は学業に励むこともサークル活動に精を出すことも恋愛に現を抜かすこともなく、その大半をアイドルマスターシンデレラガールズの総選挙に費やしました。周りから見れば貴重な時間を溝に捨てるに等しい行為であったとしても、私にとっては良くも悪くも青春の一つの形でした。極端なことを言ってしまえば、自分にとってシンデレラガールズ総選挙は学生運動の代替品となるものでした。 

 自分より数十年も前に大学生であった人々が学生運動に向けていたであろうエネルギーを、私は美少女ソーシャルゲームの1企画に丸々使い果たしました。

 そういえば私が今読み込んでいる作品群の作者が大学生の頃が、ちょうど学生運動の真っただ中だったようです。その作者は自著内で『最初は学生運動をそれなりに支持していたが内ゲバによる殺人が起きるようになると次第に幻滅していった』と述べており、これに関して私は共感を覚えました。シンデレラガール総選挙というイベントに数回にわたって参加する中で、私自身この総選挙ひいてはシンデレラガールズというコンテンツを取り巻く環境に対して思うところが発生し、それは次々と増えていったからです。

 某作者が学生運動の後に残ったものは後味の悪い喪失感だけであったと述べているのに対して、僕自身は総選挙という青春の延長戦で目的の一つを達成することは出来たわけですが。

 

 

まとめ

 というわけで、自分語り+「今年の総選挙は去年ほどは時間をかけることは出来ない」というご報告でした。

 本音を言いますと今年の総選挙も去年と同じくらい、いやそれ以上に力を入れたい気はあるのですよね。声が付いた直後の総選挙はとんでもない鬼門ですし、桐生つかさは今までの総選挙で上位はおろか50位以内にも入った経験すらないわけですので。

 それでも、もう自分の将来と時間を削ってまで総選挙に力を入れることはもう出来ません。というかしません。これでまた自分の人生を台無しにする事態になったら今度こそつかさに顔向けすることが出来なくなるので。

 もちろんシンデレラガールズというコンテンツから他界するというわけではありません。総選挙も出来る範囲の支援は行いたいとは考えております。ただ、去年のように自分を捨てるような参加の仕方は行わないというのが言いたかっただけです。

それでは、今後ともよろしくお願いします。<(_ _)>