暗闇の空き缶捨て場

闇があふれ出た空き缶の戯言

桐生つかさをあまり知らない人にこそイベントコミュ「Brand New」を見て欲しいって話


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はじめに

 イベント「Brand new !」に参加したした皆様お疲れ様でした。

   闇の空き缶ことzawa缶です。

 さて、本イベント内コミュの感想ですが……

 


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↑このセリフに集約されると思います。

冗談じゃなく、マジで。 

 ボイスが付いた&初めて楽曲イベントに歌唱メンバーで参加したことにより桐生つかさのプロデューサーやファン、彼女のことが気になっている人が大幅に増えたと思うのですが

  • 意識高い系の子は苦手かな……
  • 口調が荒いしPに対する態度が悪そう
  • 他のアイドルのこと見下したりしてない?

  といった感じで、つかさにあまり触れていない人からした彼女のネガ寄りのイメージをTwitterで見ることも(ボイスが付く前と比較して)多くなったのですよね……。

 

 ですが問題ありません。今回の『Brand new』イベントコミュは桐生つかさに対するネガなイメージを払拭し、加えて彼女の良さをこれでもかと詰め込んだ良コミュとなっております。

 つかさに対して苦手意識を持っている人も今回のコミュを読めば彼女のことを気に入り、あわよくば担当アイドルの一人に加えてくれる……はず。

 

 というわけで今回は『Brand new』イベントコミュ内の桐生つかさの描写で良かった点、特に桐生つかさをよく知らない人に彼女を紹介する際にお勧めだと個人的に思った点を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

これがJK社長アイドル「桐生つかさ」だ!

 

社長だからこそ、他人の価値観に敬意を払う


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 初めての顔合わせの顔合わせの後、あきらはつかさに対して「自分にはまねできない(住んでいる世界が違う)ので得意ではない」と彼女に対する苦手意識を露わにしておりました。

 


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  しかし、つかさは自分をつかさとは対極の存在である「意識低い系」であると躊躇いなく話したあきらちゃん(あきらちゃんの言いたいことをはっきり伝えるとこ、度胸があってイイよね)に対して「そういうスタイル」と快く受け入れた上で


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 あきらの「楽しい」を大事にする生き様に太鼓判を出します。

 また、これは後述するのですが桐生つかさも自身が「楽しい」と思えるからこそ意識高いと揶揄されかねない生き様を貫いていることを述べます。

 


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 価値観の違いを認めた上で「楽しい」を生きるという人生哲学の共通項を見出した二人は以前よりもさらに打ち解け、ユニットとしての絆を深めることに成功しました。

 

 

 また「自分よりりんごろうの方が人気あるのではないか?」とぼやいていたあかりに対しては


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  アドバイスをした上で「儲かるならいいや」とあっさり掌を返したあかりを「柔軟に対応する根性と才能がある」と褒めています。


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 このように桐生つかさは自分とは異なった価値観や考えを持っている人を認め尊重し、お互いの意見をぶつけてともに高め合うことでよりよい「仕事」をすることを信条とし実行しているのです。

 

 

意識高い”系”じゃなくて”意識高い”


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  「意識高い系」ではなく「意識高い」。

 あきらにここまで言わしめた桐生つかさの「意識高い」ポイントについて探っていきます。

自分のミスは素直に謝る
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  ミーティングの際、桐生つかさはプロデューサーと1対1の時の同様にビジネス用語を乱発してあかりを混乱させてしまいました。

 プロデューサーの指摘でその事に気づいた桐生つかさは素直に謝罪し、ミーティングの進行をプロデューサーに任せて自らは一歩引きました。

 ガツガツした姿勢や強い口調から「私、失敗しないので」とか言いそうなヤツだと思われがちな桐生つかさですが、このように自身の過ちはしっかりと認め素直に謝る、潔く礼儀正しい一面もあるのです。というかこっちが多分つかさの本質

 

事前の準備は100%で
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  レッスン中の一言。出来る準備は事前に済ませておいて本作業をスムーズに行う&不測の事態に備えることはトップに立つ者としての鑑ですね。

 

「人脈」は大事
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  社長ならコネクションを大事にするのは当たり前。

 その上で、共演するアイドルも大事な人脈として縁を大事にするのは人人との繋がりを本気で大事にする彼女の”優しさ”だと個人的には思います。

追記:他の方のツイートで気づいたのですがこの場面、その場に居ないスタッフの方々には時間が経っても美味しく食べられるクッキー類を用意しているのですね。気が利くなぁ……

 

チャンスを逃すな
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 「りんごろうのビジネス開拓を協力する桐生つかさ」はボイスオーディションの結果発表から期待されておりましたが、公式が見事にやってのけてくれました。

 それもあかりの「りんごろうが自分より目立ってないか?」という一言からの流れで。さすがは商機を逃さない社長といったところです。

 ちなみに「ブレストは」「ブレインストーミング」の略です。大雑把に言いますと、集団で特に制限を設けることなく意見を出し合う会議の手法のことですね。

 

やっぱり「楽しい」が大事
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  あまりにも仕事に熱心で意識高い桐生つかさに対して「『楽しい』を基準にしている自分とは違う世界の人間」という印象を受けていたあきら。

 しかしながら桐生つかさもまた「自分が『楽しい』と思えることに全力投球する」人間であり『楽しい』ねベクトルが経営に向いているということでした。

 自分自身が『楽しい』と思えることに素直であり、その『楽しい』に向かって真っすぐで徹底的な努力と経験を重ねていく――それこそが、桐生つかさが持つ「意識高い」の真骨頂であると思います。

 

頼りになる先輩、桐生つかさ

 2014年9月19日から約4年間ずっとシンデレラガールズ最新参であり続けた桐生つかさ。

 そんな彼女にボイスが付いて初めての仕事が数年ぶりに追加された二人でありアイドルの先輩として初めて接することになった二人というのには妙な因果を感じると同時に嬉しくもあります。

 さて、そんな桐生つかさが本イベントで見せた「先輩アイドル」としての姿を見てみましょう。


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  映像を再生する機会の不調にも慌てることなく対応する桐生つかさ。マシントラブルに対応できるその姿から、現場はスタッフ任せにせず一緒に作り上げていくものという信念と実績を強く感じ取ることができます。


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  トークステージの場面。進行の流れをど忘れしてしまったあかりのフォローに回る桐生つかさ。


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  二人と比べてダンスの習熟が遅れて焦るあかりに「焦っても練習の一つ一つをしっかりこなせなくなったら元も子もない」とアドバイスしている場面。

 こうしてみると、「先輩アイドル」としてフォローにまわっている時はあかりに対しての時が多く、あきらに対しては「エンターテイナーとして生きる者」として基本対等に、時々アドバイスに近いことを言うという感じがしますね、今回のイベントコミュ。

 

 

意外と緊張するほう……?

 


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 そうなんだよな、こいつアイドル始めた頃はすごいビビッたりテンパったりしていたんだよな。


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 ですが緊張・不安を抱くということは裏を返せば不測のアクシデントが起こる可能性をきちんと考え注意しているということであり、 それが事前の徹底した準備やトラブルに即座に対応する現場力を彼女に身に着けさせたと捉えることも出来ます。

 緊張するのが駄目なのではない。緊張や不安をもっており、それをどうコントロールして活かすのかが人の上に立つ者にとって大事だということを桐生つかさのスタンスから学ぶことが出来るのです。

 

意外とノリが良いヤツ


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 この流れすき(直球)


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 流行を扱うビジネスを行っている桐生つかさにとって今の流行を捉えるのは非常に重要。それが例え自分の感性にピタッとハマることでなくても、売れる・流行るには相応の理由があるわけですから。

 ……という話をするまでもなく、桐生つかさって「楽しい」「面白い」と思える事柄のカバースペースが大きいのですよね。

 興味の範囲が幅広く、かつ対象の良いところを的確に見つけることができるのは桐生つかさが持つ強みの一つなのです。


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 彼女の興味関心は他アイドルの趣味や活動にも及びます。

 FPSの実況配信を行っているあきらも例外ではありません。


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  そしてあかり山形りんごPR動画も……そのPR動画どこかで見たことある気がするのですけど……

ところで夢見りあむさぁ……


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 いい事言うじゃねーか……(その後のオタ芸指導から目を逸らしつつ)

 りあむなんですけれど、今回あかりあきらが桐生つかさとユニットを組むにあたって苦言や心配事は一言も吐いてないのですよね。

 その上で「みんな尊い」と言ってくれたのですよ彼女。桐生つかさの事を相当に信頼してくれているじゃないですか。最高だね。(アイドルてぇてぇフィルターとか言わないの)

 今回りあむと桐生つかさの直接的な会話は1回しかなかったのですが、今後何かしらの形で関わりを深めて欲しいですね。というか生き様が(あきらとはまた違った形で)対極的な二人にユニット組んで欲しい……。

 

おまけ:「桐生つかさが案外丸いキャラしてて物足りないな」って方へ

seesaawiki.jp

ここ↑に桐生つかさwikiがあるじゃろ?

 その中の初期のカード・イベントの台詞群(モバマスの初期R~ユニット『エグゼクティブクラス』)を追ってみてください登場した頃のクソ͡コテ・狂犬・鋭利なナイフだった頃の桐生つかさを感じることが出来ますので。

もちろん、桐生つかさに興味を持ったという方もwikiをご閲覧くださいませ。

 

まとめ


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  改めて、非常に良いコミュだったと思います。

 桐生つかさだけでなく、辻野あかりや砂塚あきらに関しても「彼女はこういうキャラクターでこういう魅力がある」と明確に描写し彼女たちのことをまだよく知らない人達に興味・関心を抱かせる――そんなイベントコミュでした。

 あかりちゃんの、あきらちゃんの、そして桐生つかさの今後の活躍が非常に楽しみです。